運動場にパッカー車がやってきた(6/1)

 4年生の環境教育の一環で、奈良市環境部の職員の方々に来ていただきました。運動場にパッカー車(ゴミ収集車)を入れていただき、安全を確保したうえで、中休みは学年を問わず、子どもたちは運転席に乗せてもらったり、車の構造について自由に話を聞いたりしました。運転席についているモニターには後ろの様子がしっかりと映り、危険を避けられる工夫もされていました。中休みが終わると4年生が残り、実際に家から持ってきたゴミを後ろに入れました。小さなゴミを入れてつぶされるだけでも迫力のある様子に視線がくぎ付けでした。

 そのあとは多目的ホールで職員の方からの出前授業を受けました。この日までに自分たちの家庭のゴミの量やゴミ減量の工夫などを調べてきていたので、興味を持って話を聞いていました。

 奈良市では1日でどれくらいのゴミが出されているのか、資源回収で集まる空き缶の分別やその行く先についての話などたくさん教えてもらいました。かつて、ゴミの中に捨ててはいけないガス缶が混じっていて、爆発事故が起こったことや、今奈良市のゴミ焼却炉が老朽化しているのでできるだけゴミの減量をしてほしいことなど多くの話を聞きました。子どもたちも「家でもゴミの分別などをしている」「家からゴミを出していることも大変なことだと知った」などの感想を言っていました。今から、自分たちからできるゴミ減量を考えてほしいという課題にしっかり向き合ってほしいと思います。

登録日: 2022年6月7日 /  更新日: 2022年6月7日