10月から来てくれた教育実習生の研究授業が2年1組において行われました。算数のかけ算の授業で「ばい(倍)」を使って問題を作るという内容で、大学の先生も見に来ていただき、学校内の多くの教員も自己研修として代わる代わる教室に入ってにぎやかな授業になりました。
実習生は朝の準備から緊張していましたが、いざ授業が始まると落ち着いてしっかり授業を行いました。3×2や、4×8などの式から「ばい」という言葉を使って問題を作り発表します。「ぼくは魚を3匹釣りました。おじいちゃんはぼくの2倍の魚を釣りました。おじいちゃんは何匹釣ったでしょう」。また別の発表では「私は猫を4匹部屋で飼っています。妹はその8倍の数の猫を部屋で飼っています。妹は何匹の猫を飼っているでしょう」などなど。子どもたちが考えた言葉から情景を想像するとクスっとしますが、かけ算と「なん倍」の考え方をしっかり理解できるように一生懸命準備して、何度も練習した通りの授業ができたようで、指導教員もほっとしていました。