今日は多目的ホールにおいて2年生がおもちゃランドを開催しました。生活科の「おもちゃ作りを通して試行錯誤(しこうさくご=さまざまなことをくり返しやってみて、何度も失敗しながら目的に近づいていくこと)を重ねる」学習です。まず1組から始まりましたが、私(校長)が行った頃にはおかたづけに入っていました。残念そうにしていると、いろんな作品をカメラの前に持ってきてくれて撮影に協力してくれました。あとで担任の先生から、「最初は自分たちが思い描いた物を作っていくという目標を立てていましたが、それにお店を開こうということが加わりました。そうすると、お店にくるお客さんをイメージして、相手がどうしたら楽しんでくれるかを意識することができるようになりました。また、他学年の子が来てくれて、楽しい交流もできました。」と聞きました。1組の写真の最後は、子どもたちが私にプレゼントしてくれた「商品」(一部ほかの組の景品も)です。校長室に飾っています。
次は2組の様子です。先生からの話を静かに聞いた後、お店開店。班で様々な工夫を凝らし、国語で学習した「そうだんにのってください」を活かして、おもちゃの作り方や工夫したことがわかりやすく書いてありました。ギターデュオもいました。担任の先生は「自分たちで考えたことを形にするために班で協力することができるようになりました。」と話してくれました。ゲームコーナーではお友達にやり方を丁寧に説明している姿が見られ、上手にできると拍手して、「すごいやん!」と声をかけ合っていました。私もゲームをして景品をゲットしました。
5時間目からは3組の開店です。3組では水を張った「たらい」が登場。ゴムを巻いて水をかき分けて進む牛乳パック船が水面を静かに進んでいました。ゴムの巻き方をその場で何度も考えていましたね。モグラたたきをするお店に入ると、説明役の子が丁寧にやり方を教えてくれて大サービスしてくれました。担任の先生からは「お互いに協力し合い、友達の良さを見つけ合うとともに、アドバイスをし合える関係作りを目指してきました。予想以上にいいものができて、片づけるときには班を超えて協力でき、ルールもしっかり守れていました。」と嬉しそうに話してくれました。