4年生は奈良市の廃棄物対策課から出前授業に来てもらい、私たちの身の回りにあるごみのことについて勉強しました。
奈良市のごみ焼却場は建設から35年がたち、老朽化が深刻になってきているそうで、今の子どもたちが大人になる前にごみのことについてしっかり学習をして、少しでもごみを減らし、資源を守る人になってほしいという願いから出前授業をしているそうです。
実際、数年前にパッカー車(燃やせるごみを集めている車)が灯油の入った入れ物をごみとして出されていたために燃えてしまったという事故写真や、最近問題になっている「モバイルバッテリー」をごみとして出したために、発火した実物などを見せてもらいました。
また、1日に奈良市で出されているごみの量や、再生プラスチックが変わった姿で使われていることなど、私たちの最も身近な問題を楽しくクイズ形式で学習しました。
ごみだけでなく、食品ロスを減らすこと、再生できるものをごみとして捨てないで資源として活用することによって、今の子どもたちが大人になるころの奈良市の姿を明るくしたいと思います。