29日の午前中に、4年生は平城宮跡へ社会見学に出かけました。元気よく歩いて出発し、大きな道路を歩道橋で渡り、東院庭園や朱雀門へ行きました。「平城京東院庭園」(へいじょうきょうとういんていえん)は世界遺産「古都奈良の文化財」にも構成されている奈良時代の宮殿「平城京」内に造られた庭園で、国の特別名勝に指定されています。日本の庭園の始まりの形式ともいわれる、すごい場所が歩いていけるとは、恵まれた学校です。
朱雀門を見上げる子どもたち。門とはいえ、都の南を守る門ですからとても大きいですね。そして、この平城宮跡の保存のために貢献してくださった棚田嘉十郎翁の像などを見た後、平城京いざない館へ入り、中で展示されているものを熱心に見学していました。秋晴れでよかったのですが、気温が上がってきて、真っ赤な顔をしながら給食前には学校に帰着。4年生は奈良市の様々なことを学習しますが、佐保川っ子は、奈良に都があったところに住んでいるので、すぐ身近に「実はすごい」ものがたくさんあります。