6年生は今年も広島への修学旅行には行けなかったのですが、二学期の後半、学校での平和学習の一環として全校児童で千羽鶴を作りました。児童委員会の呼びかけに賛同し、たくさんの子が千羽を超える折り鶴を作ってくれたので、広島へ送る分と学校に展示できる作品の二つが見事に出来上がりましたね。
今日、旅行会社の方が皆さんの代わりに広島に行ってきたことを報告に来られました。
朝早くに社員の方々が広島市の平和記念公園を訪れ、奈良県内の小学校から託された千羽鶴を「原爆の子の像」の前にささげ、学校ごとに写真を撮ってきてくださいました。新聞記事にもあるように、奈良県内の小学校約60校分の千羽鶴を1校ずつ丁寧に捧げるのは大変なうえ、その合間にほかのところから平和学習で訪れた団体が入ってこられるので、何度も中断しながら3時間以上かけて皆さんの折った鶴を心を込めて捧げてくださったそうです。本当にありがとうございました。さらにその様子が広島の新聞にも掲載され、コピーも持ってきてくださいましたので、ここに掲載させていただきます。
まだまだ感染状況が厳しい中ですが、来年こそ広島への修学旅行が実現できますよう祈っています。
(中国新聞2021年12月16日掲載)
残った折り鶴で作成し、学校に展示されている作品