6年生を送る会は児童会の5年生が中心となって運営されました。5年1組をスタジオとして、司会者が話しているときは物音ひとつ立てず、拍手をするときは全員でしっかり音が入るように頑張って協力してくれました。
まず始めは2年生。「みんなの歌」という曲に合わせ、ダンスを披露してくれました。担任の先生が振り付けしたということです。「かわいくて、最初はほっこりしたけど、がんばって練習してくれたんだなあと、画面を見て思った」(6年生の感想より)。次は3年生の「みらいへの歌」の学年合唱でした。十分な距離をとり、一生懸命歌ってくれました。歌声が体育館に響いてとても美しく聴こえました。「歌声がうまかった」「ポジティブな歌詞でうれしかった」(6年生より)。
続いて4年生も「虹」という曲を佐保川版の替え歌にして歌ってくれたあと、人文字で「おめでとう!」と撮影した写真が登場しました。撮影は大変だったと思います。「先生もギターを弾いてくれていてうれしかった」、「一番気に入ったフレーズは『佐保川小の6年生、最高の学年』です」(6年生より)。児童委員会からのゲームは1年生から6年生までが楽しめるユーモアのある企画でした。続いて1年生からは6年生のお兄さんお姉さんたちへの感謝のメッセージを映像ならではの工夫で見せてくれました。「がんばって画用紙に感謝の言葉を示してくれて、うれしく、またかわいらしいと思った」(6年生より)。
そして5年生は、6年生の学校での生活を楽しいショートコント風に撮影した出し物で、みんないい役者ぶりを発揮していました。お楽しみ給食のメニューにはびっくりしましたね。最後はクリームソーダというところがウケました。また6年生が1、2年生の頃の写真がいくつか映し出され、「とても心に残った」「みんな笑っていてとてもよかった」(6年生より)。先生たちからは6年生の教室前の廊下で生の歌声を届けました。「先生たちの歌は上手で、やっぱり大人はすごいな、と思った。担任の先生からのメッセージで泣いてしまった」(6年生より)。
最後に6年生は、ピロティで「スペインのカスタネット」の演奏を届けてくれました。演奏している姿を1年生から5年生にしっかり見ておいてほしいということで、1階から3階すべてのフロアから直接見てもらうことができました。6年生からは「これまでの下級生の子たちの出し物が楽しすぎて忘れていたけど、みんなの前に出たときにとても緊張した」、「いろんな階から見てくれて、うれしくて最後に笑みがこぼれました」、「もう卒業するのかと改めて思うと少し悲しくもなった」、「笑って卒業したいと思った」、「全部の学年ががんばっている姿を見て佐保川小はこのままみんな楽しく過ごしてくれると思った」、「一生で一回きりの6年生を送る会だったので、このことは中学生になっても、大人になっても忘れず覚えていたいと思いました」。2年生から、「かっこよかった!」「私たちと同じカスタネットだけど、とてもキラキラして見えた」「あんな6年生になれるかなぁ」などの感想が届きました。ポカポカおひさまのもと、心がポカポカする温かい時間を佐保川小学校の全員で過ごすことができました。